2012年1月13日金曜日

徳島県高齢者生きがい作り活動促進事業、四国遍路研修講座、6日と9日

年明け早々、昨年末急に決まった、徳島県高齢者生きがい作り促進事業、徳島県シルバー大学大学院OB会の四国遍路研修講座に呼んでいただきました。6日徳島県福祉会館で3時間ほど、四国遍路の歴史、弘法大師空海のお話、お寺での参拝の仕方、などをお話をしました。実体験として、9日に1番霊山寺から4番大日寺まで歩く事になりました。
 新春早々の事と、急に決まった日程で参加者の集まりが心配されましたが、お元気な20名の方々が参加しました。9日は、快晴のやや暖かい日でした。11時に霊山寺駐車場に集合です。もう少し早い時間、と思いましたが遠方の方が汽車で来られるのでこの時間になりました。皆さん時間前に集合され、汽車組が着くとすぐ出発です
早速赤い鳥居さんをくぐって山門に向います
赤い鳥居をくぐりり抜けると山門です。正面には正月の門松が立っていました。正月は初会式や初詣客が多かったのですが、今日は少し静かになっていました。
山門前でこの前の講座でお話をした、参拝の順序、マナー、などをお話し、霊山寺の謂れもお話します。皆さん熱心に聞いてくれます。
山門を入るとすぐ縁結び観音さんがありその隣りに手洗場(じょうずば)があります。縁結び観音さまの前で手を洗っている人を見かけますが、そうではない事を説明し、この観音様は男女の縁でなく、健康との縁、幸せとの縁、仕事との縁など、様々な縁との結び付きに御利益、ご縁をいただく、仏さまですよ、とお話し、手洗場では柄杓の使い方を説明します
鯉が沢山泳いでる池を過ぎると、多宝塔があります。これを建立する時の昔話をお話をし、霊山寺には、お大師様の火災よけの歌を御札にした、「火災除けのお札」が本堂左で授与される事をお話し、香りの良い線香「霊山香」もある事をお伝えします

本堂に上がります。仏さまにお参りする時、注意しなければいけない事をお話しをします。それからローソクは上段から、線香は真ん中から灯す事、三本線香、一本線香の意味、納め札の書き方、お賽銭の落とし方、などを話し、全員が終るのを見計らい、お経を唱えます。最初なので超スローでお経を唱えます。
本堂でお参りが終れば大師堂に行き、同じようにお経を唱えます。
全てのお参りが終ったら、山門からいよいよスタートです。道路を渡り門前道を歩きます。旧街道の分岐点には古い大きな石柱がたっています。右の写真の道路右側に青い線が引かれていますが、この線はJR板東駅から霊山寺まで続いています。初めてのお遍路さんが道に迷わずにお寺に行けるようになっています。
お正月らしいお接待に気持ちが和みます。
 旧街道を西に向います。10分ほど行くと、「バルトの楽園」のロケで使われた建物が保存されています。少し横道にそれました。
旧街道に戻って少し行くと、大正時代に建てられた、コンクリート製の二番さんの門柱があります。
今ではこの門柱をくぐるお遍路さんは、ほとんどいなくなってしまいました。
そのまま500メートルくらい進むと国道の向こう側に二番極楽寺が見えて来ました。
門前で日照山の謂れなどをお話します。
 山門を入ると左正面に「願掛け地蔵尊」があります。お参りの仕方が説明されています。
 右に進むと立派な「手洗場」があります。
「手洗場」にヌッヌッと顔を入れ、天井を見上げると、天女さまの彫刻がほどこされ、四角には東西南北を守る四天王の像があります。
境内を進むと釈迦如来さまと阿弥陀さまの像があります。鎌倉の大仏様のお話や阿弥陀さまのお話、その他の仏さまのお話をさせていただきました。
 阿弥陀さまの横には沙羅双樹の木や遍路の供養塔があります。
進んで鐘楼堂の横には一願不動尊の像があります。
本堂に登る階段下には大きな仏足跡があります。お釈迦様のお話、仏足跡のお話をして、急な階段を上がります。
本堂をお参りします。
本堂から大師堂への途中に、、こんな可愛い地蔵さまがいらっしゃいます。石の地蔵さまですが、持ち上げて軽く感じる事が出来たら、願いが叶うと言われています。
大師堂横には「子安大師」さまの像があります。お経を詠む速さが、ゆっくりから少し早くなってきました。

 山の上の本堂、大師堂をお参りして、階段を降りて来ると、右側の薬師堂の前に仏さまから地獄までの、十の世界を現した石像があります。死後の世界だけではなく、現世でもあるお話をしました。
そばには、お大師さまお手植えの長命杉があります。
 極楽浄土を再現した庭には子坊んさんの像が置かれています。宿坊の入り口には大谷焼きの大きな甕がありました。
ここで少し遅い昼食を食べました。日差しを求めて暖かい所での食事です。日陰はやはり寒く感じます。昼食の後、門松のある山門横からの出発です。
  造成された墓地の横を通り山を降り旧街道に出ます。 
 そのまま旧街道を進み高速の高架過ぎると3番金泉寺への田んぼ道に入ります。
 金泉寺にはお寺の横から入ります。打ち抜きのお話、運心のお話をし、本堂をおまいりします。

大師堂では堂内に入りお参りをさせていただきました。伝持の八祖のお話、お大師さまの年譜などをお話しました。
大師堂横には義経戦勝祈願の大師堂があります。当時のままの姿だと言われています
 黄金の井戸、長慶天皇の墓など、歴史的な見所が多い金泉寺です。

 この赤い小橋の向こうには弁財天の像があります。
この観音様のお腹には赤ちゃんがいます。そのせいかお腹周りがふっくらとしています。水瓶からは、水が下の胎児に注がれています。元気に生まれて来るようにとの願いです。その奥にはお大師さまが赤ちゃんを抱いている像が見えます。

そしてこれが弁慶の力石です。ここで「ヤッーしまった」のお話をすると多くの方に笑っていただけます。
 こんな立派な参道、山門がある所から出て行きます。帰りの汽車の都合でここでお別れの方もおいでました。

金泉寺を出て進むと板野駅の先に高徳線の踏み切りがあります。そこには大坂越えの大きな石標があります。昔はここから讃岐の国に向っての山越えでした。現在も一番さんへ帰ってくる、お礼参り、「大坂越えのへんろ道」です。
 その先に大きな旧家がありました、軒先には大きなスズメバチ?の巣があります。
 岡の宮さんの大楠です。根は一つなのに三本の大きな木に見えます。樹齢700年だそうです。
 

振袖地蔵を過ぎてしばらく行くと「四国の道終点」の標識です。
高速高架を過ぎるとすぐ愛染院への細い道に入ります。小さな山越えの道です。
途中、小さな祠を過ぎて竹やぶを抜けると愛染院に着きます。


 愛染院と大師堂です。
 赤沢信濃守をお祀りするお堂と堂内の奉納された草鞋です。
 このお寺の納経は珍しい刷毛で書かれたのをいただけます。
 不動明王坐像を祀る本堂です。大草鞋の掛かった山門から歩き終わりの大日寺を目指します。
民家の横を通り、田の中の畦道を歩きます。
 しばらく行くと今度は民家の後ろから、ごめんなして、です。
 うどんやがありますが、大変でしょうね。
 高速道路の高架が見えてきました。大日寺まであと少しです。
 藍染庵から細い道に入ります。道の上にはへんろ道の道標石のようなものが立っていました。
高架下を通り、最後の山道にかかります。
 薄暗くなった小山を抜けます。峠には遍路石がありました。
 大日寺の山が見えてきました。道標石には左、地蔵寺、右 大日寺とあります。
 梅畑の梅の蕾が心なしか、ふくらんできているように見えました。大日寺の大きな屋根が見えてきました。
 大日寺到着です。四時半でした。


お疲れ様でした。大日寺本堂をお参りしたら五時近くになっていました。へんろ道の歩きは如何でしたでしょうか。次回は徳島市の五ヶ寺詣りを予定しています。寒い時ですが宜しくお願いいたします。                   ありがとうございます  合掌

お四国詣りは四国巡拝センターへ   http://www.junpai-center.net/

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