2012年2月7日火曜日

大瀬河口橋~鴇田峠~大宝寺~河合上、京都神戸3期2月4.5日、二日目

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一日目行程表
二日目行程表
朝7.15分、内子座のそばにある「松の屋」さんを出発です。旅館前まで大型バスが入って来れないので、荷物は駐車場まで旅館の人が運んでくれました。5分ほど伊予鉄のバス営業所まで歩きます。内子の朝は寒いです。
朝8.00時体操の後、出発です。落合トンネルを出た所の総津交差点から379号から別れて42号に入ります。寒さが肌を突きます。気温-5℃です。
坂道を上がると道端に雪がありました。こんな朝早くから、軽トラバンの荷台一杯、ポリタンクに何本も水を汲んでいる人がいました。
 道が広くなり、六地蔵がある辺りは雪はありませんでしたが、日陰は道路が凍結しています。
 田井橋あたりまで来ると歩道に雪があり、だんだん緊張してきました。路面はカチカチです。
 いつもなら一時間かからない三島神社まで1時間少々かかりました。境内は一面真っ白です。
 鎮座2000年を越す三島神社は地元の氏神様として、信仰が篤いそうです。いつもトイレを兼ねて休憩をさせていただいています。ありがとうございます。
神社に大きな、しめ縄が飾ってありました。ドザッと音がしたので何かと思ったら雪が屋根から落ちた音でした。夜、この場所で一人でこの音を聞いたら怖いだろうなあ~。道路は完全なアイスバーンです。滑り止めを付けて、足元に注意しながら進みます。
しばらく行くと「厄除け大師」のお堂が道の上にありました。このあたりは雪が無かったので、滑り止めを外します。
 三島神社から約20分で上畦々の分岐に着きます。ここから下坂場の入り口まで、坂道が急になります。道標石には四十四番近道とあります。
 上畦々から少し上がり、しいたけ林あたりに来ると、道は一面真っ白になりました。滑り止めを再び付けます。結局この日の歩きは最後まで滑り止めを付けたままの歩きになりました。
下坂場峠の入り口です。ここからの山道は雪に覆われていました。
このあたりは、くるぶしが埋まるくらいの積雪でした。右の直線の山道を上がると、下坂場峠です。
 峠、到着です。広い道路も真っ白です。今度は宮成向けて下りて行きます
 このあたりは日が当たるのでしょうか。道路の中央は雪が解けていましたが、端の方はアイスバーンで、つるつる滑りました。
 宮成の葛城神社前を通ります。
 宮成は見渡す限り一面の銀世界です。いつもは閉まっている「宮森生活館」ですが、人の気配がするのでトイレお借りできないか、聞いてみました。奥から人が出てこられ、女性が20人いますけど、と言ったら、ちょっとびっくりしていましたが、快くお借りさせていただきました。本当に助かりました。ありがとうございます。
集落を過ぎて「葛城橋」にかかります。この橋は長いこと通行禁止になっていましたが去年10月には通れたので安心して来たら、又通行止めになっていました。後で見たら大正13年の建立になっていました。老朽化でしょうか。この橋が通れないと、大幅に迂回しなければならないので大変です。
 結構急な林道を滑らないように、ゆっくり上がっていきます。鴇田峠への途中にある「遍路休憩所」も雪の中です。
雪道で身体を冷やさないように、一休み一休み、しながら峠道への分岐まで来ました。ここから峠への山道に入ります。
 普段なら少し急かな、と思う登り道も、雪が積もっていると力が入ります。雪道を10分ほど登ると林道に出ます。ここまで来れば後20分ほどで鴇田峠に着きます。だんだん雪が深くなって来ました。
 急坂を登ると、だんじり岩、の祠が見えてきました。
 今日は大きな「だんじり岩」も雪の下に隠れています。
「空海が じだんだ踏んだこの岩も 今日は一面 無の世界」  
 このあたりが一番雪が多かったです。新雪に足を踏み入れたら、膝の下まではまりました。雪に時々足をとられながら、やっと峠に着きました。いつもなら三島神社から2時間半くらいで登ってくるのですが、今日は3時間余りかかりました。
 峠標識と峠に建つ遍路祈願の石柱と雪に埋もれた石像があります。
寒いこともありすぐに下りにかかります。 峠から10分ほど降りたところにトイレがあるので、そこで休憩します。後で知りましたが、この時間の温度は三坂峠で-10℃だったそうです。ここは三坂峠より高いのでそれ以上に寒かったと思います。
 トイレで小休止ですが、立ち止まると寒くなりますから終わり次第出発です。
 いつもは心なごむ、せせらぎも今日は半分凍っています。しばらく行くと根元が洞穴になった杉の大木があります。
滑りやすい 山道を注意して降りてきて、舗装された道まで降りてくると、ホッ、としました。久万の町まで、後少しです。ここまで来れば一安心です。雪もだいぶ少なくなってきました。
久万の町が見えてきました。どんどん坂道を降りて行くと、国道33号の久万郵便局の前に出ます。
「雪深き 峠越えれば 久万の町」   
大きな遍路道標石を右に曲り、久万の旧街道を進みます。久万の町は、おこうさん、がなまって、おくまさんになった、といわれ、共にご子孫が饅頭屋さんだそうです。「おこう饅頭」と「おくま饅頭」の店があります。今は両店共、国道33号に面した場所に店があり、こちらは閉まっています。
総門橋(?)の向こうに大宝寺の総門が見えて来ました。橋の上から川を見ると凍った上に雪がありました。 「総門の 凍てつく川を横に見て 坂を上がれば 元号の寺」
大宝寺総門をくぐります。内子から突合せ、落合トンネル、下坂場、ひわだ峠を越えて、久万高原に上がって来た、歩き遍路だけが持てる、無上のうれしさがこみ上げてきます。無事越える事ができました。私たちをお守りいただき、ありがとうございます。
総門から10分ほど坂道を上がると大宝寺駐車場に着きます。現在13時30分です。遅くなりましたが、「みどり」さんへ、バスに乗り昼食を食べに行きます。
大宝寺のすぐそばの、物産館みどり さんでは、熱い「みどりうどん」が冷えた身体を慰めます。前上には「久万美術館」がありますが今日は大雪のためでしょうか、閉館の看板が掛かっていました
 昼食後、再び大宝寺駐車場に戻り、大宝寺をお参りします。本堂まで坂道を上がります。
 山門手前の洞穴には、へび、なめくじ、かえるの「三すくみ」が彫られています。
 大きな大宝寺山門です。四国霊場唯一、元号を寺名にしたお寺です。
 山門にかかる大草鞋。100年に一度代えると言われています。51番石手寺山門にも大きな草鞋が奉納されていますが、四国霊場で大宝寺の大草鞋が一番大きいと思います。山門をくぐり、参道を登ります。
 山頭火の句碑がある、階段を上がると、本堂下に着きます。
手洗場の水も非常に冷たかったです。頭上には奉納額が掲げられています。横には句碑がありました。ここからまた石段を上がった所に本堂があります。石段にも雪が積もっているので、気をつけて上がります。
大宝寺本堂です
 本堂前面には「落書帳」が掛けてあります。ご本尊は十一面観世音菩薩さまです。
 お地蔵さまも、本堂と大師堂の間においでる観音さまも、雪を冠っておられます。
本堂横には立派な大師堂があります。去年、ご開扉のときに、ちょうどお参り来ましたが、内部は赤い絨毯が敷かれ、外からは想像できないほど煌びやかでした。凄い、と感じました。

大きな山門には金剛力士像がおいでます。山門下にあった謂れの説明文です
お参りの後、今日はお寺から12号に出て山道を上がり、「峠御堂トンネル」を抜けて「河合宿上」に向います。少し行くと山道に入ります。他にも大宝寺裏山から御堂峠を越えるルートがあります。
10分ほど山道を登ると、峠御堂トンネルの入り口の前に上がって来ます。もみじシーズンの日曜日には、トンネル内も車が数珠繋ぎになります。今日は車も少なそうです。約10分で向こうに抜けます
 トンネルを出ると御堂峠からの山道と出合います。7~8分歩くと、今日の歩き終わり、河合宿の上の路肩に着きました。
今回の歩きはここで終わりです。到着は15.45分になっていました。約1時間遅れの到着でした。
雪の中、大変な歩きになりましたが、皆さん無事歩き終え感謝しています。
後でわかった事ですが、ひわだ峠の写真の所でも書きましたが、10時頃宮成にバスを回送中、三坂峠を越えたとき-10℃の表示だった、のをドライバーさん聞きました。ということは、ひわだ峠ではもっと低かったかも?どうりで衣服が汗をかいた様にびっしょり濡れていました。        

積雪や道路凍結で 怖かった峠越えでしたが、終わってみれば、大変楽しい 思い出に残る、雪の中の歩きでした。 大変お疲れさまでした。  ありがとうがざいます。合掌

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